Netflix『トリプル・フロンティア』の感想。評価はそこそこだけどオススメ!タイトルの意味も

2019年に配信されたネットフリックスのオリジナル映画『トリプル・フロンティア』

ベン・アフレックが主演を務めたことでも話題となりました。

国内・海外の批評サイトの評価は良くもないが悪くもないといった感じの点数ですが、レビューを見てみるとわりと点数以上に良い評価を受けているように感じたため気になって見てみました。

目次

トリプル・フロンティアのあらすじ

麻薬王から大金を奪う強盗計画を企てた5人の元特殊部隊の兵士たち。だが、この強奪が不測の事態に襲われるサバイバルバトルに変わるとき、彼らのきずなが試される。

トリプル・フロンティアの意味

映画を見終わってからもタイトルの意味がわからなかったので、調べてみました。

トリプル・フロンティアとは「アルゼンチンとブラジルとパラグアイが合流する境界エリア」だそうで、Wikipediaによれば下記の場所のようです。

映画のストーリーではなく舞台を意味するタイトルということですね。

物語の序盤でも、ブラジルのジャングルの近くで車を降りるシーンがありました。

出典:Wikipedia

【ネタバレなし】トリプル・フロンティアの感想

Yahoo! 映画

評価 :3.5/5。

3.3

映画.com

評価 :3.5/5。

3.3

Filmarks

評価 :3.5/5。

3.3

国内の批評サイトでは3点前半と「普通」か「やや良い」という評価ですが、個人的にはもうちょっと点数上でもいいんじゃない?と思うくらいには楽しめました。

チームのメンバーはみんな今の生活に問題を抱えていて、南米の麻薬王ロレアの金を狙って大金持ちに…というわりとよくある感じの映画に思えます。

その後はあらすじにもあるようにトラブルが起こるんですが、そこからが予想できない展開でラストまで目が離せない映画でした。

エンタメよりもシリアスよりのアクション映画で、終始地味な感じではあるのでそのへんを期待するとがっかりしてしまうかもしれません。


ストーリー展開としては、前半でチーム結成、中盤で現金強奪、後半で脱出へという流れ。

序盤のチーム結成まではやや退屈ですが、チーム結成後から面白くなってきます。


出演陣も豪華ですし、演技も素晴らしいので批評サイトの点数以上におすすめの映画です。

あと、本名とコードネーム?が一致しなくて誰が誰かいまいちピンとこなかったので、サンティアゴ(ポープ)、トム(レッドフライ)、ウィリアム(アイアンヘッド)、モラレス(キャットフィッシュ)は覚えていた方が物語に入りやすいかもしれません。

ベニーだけはずっとベニーとしか呼ばれてなかった気がするのですぐ覚えられましたが…。

【ネタバレあり】トリプル・フロンティアの感想

ここから先はネタバレありです。映画を見ていない方はご注意ください。

現金強奪

中盤から後半の感想としては、地味ながらも予測できない展開が続き面白かったです。

気になったところといえば屋敷を襲撃したところ、麻薬王ロレアも現金も見つからない…!
と焦っていたところを、サンティアゴが壁に埋められた現金を発見したシーン。

…いやそんな壁一面に埋めるものなのかな?もし火事になったら全部ダメになるじゃん!
普通地下室とかに頑丈な金庫があったりするんじゃないのとか思いましたが、実際どうかは知らないので現実の麻薬王もこんな感じで保管してるのかもしれません。

撤退の時間になってもトム(レッドフライ)が「あと2袋だ!」と言い出したり、屋敷の隠し部屋にいたロレアにウィリアム(アイアンヘッド)が撃たれたりしますが無事(?)現金を奪って屋敷を脱出。

脱出

屋敷を脱出しヘリに現金を詰め込んでいる最中、計画より奪った現金が多すぎることが判明。

ヘリで山を越えるには重すぎるというキャットフィッシュに、またもトムが「本気で2億ドルを置いていくのか」と反論します。

挙句には協力者の女性イヴァンナを指差し「彼女はどうする?重量超過だ」とか言い出す始末。

冷静そうなチームの柱かと思いきや、こんなに金にがめついキャラだとは…。


結局イヴァンナたちを降ろした後、重量に耐えきれず山越えの途中でヘリは故障。

ここまでは「そらそうなるわ」といった感じでしたが、ここから先は予測不可能の展開に。

そしてラストへ

ヘリの不時着後は村でもめたり、トムが撃たれて退場したり、現金をほとんど捨てる羽目になったりしますが最終的に4人が生還。

逃亡劇のクライマックスがあまり盛り上がらないのが、評価がいまいち良くないところなのかも。


いろんな方のレビューでも書かれていますが、よく迎えの船が5日も待っててくれたな~と思います 笑
最初からトラブルがあったときのために何日くらいは待つとか話してたのかな?

物語のエピローグ的なシーンでは、続編を匂わせるような部分もありましたが今のところなさそうですね…。

まとめ

全体的な評価ですが、十分見る価値のある映画だと思います。
もし続編が作られたら、ぜひ見たいです。

派手さはなく、名作とまではいかないですがうまくまとまっていて佳作といっていい出来ですね。


あらすじでは「きずなが試される」とか書いてありますが、こういったチーム物にありがちな仲間の裏切りなどもなく、みんないい奴なのも好感が持てますね。

でもやっぱり、トムが欲張らなければヘリで逃げてうまくいってたんじゃ…。

タイトルトリプル・フロンティア
公開2019年
時間125分
監督・脚本J・C・チャンダー(監督)、マーク・ボール(原案・脚本)
出演ベン・アフレック、オスカー・アイザック、チャーリー・ハナム、ペドロ・パスカル、ギャレット・ヘドランド
日本語音声・字幕あり
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