2024年4月17日から配信がスタートした、ネトフリオリジナルアニメ『グリム組曲』。
グリム童話にダークな要素を織り交ぜ、新解釈した6つの物語からなるオムニバスアニメです。
「魔法騎士レイアース」「コードギアス」などでも知られるCLAMPがキャラクター原案を手掛けたことでも話題となっています。
この記事では日本・海外の評価や感想をまとめています。
✨『#グリム組曲』はNetflixにて独占配信中!📚
— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) April 17, 2024
💬第1話「シンデレラ」
再婚で大田原家にやって来た継母と2人の姉。幼い清子(CV #釘宮理恵)は家族が増えたことを喜ぶも、姉達は傲慢さを増大させていく。清子は姉達に贈り物を続け尽くすが……? pic.twitter.com/FdnOCwNRWT
『グリム組曲』の作品情報
むかし、むかし…あるところにヤコブとヴィルヘルムという二人の兄弟がいました。
二人は国中からメルヘン(童話)を収集し、それを編纂して本にしていました。二人には年の離れた妹がいました。名前をシャルロッテといい無邪気で好奇心旺盛な彼女のことを、ヤコブとヴィルヘルムはとても可愛がりました。
ある日、二人がいつものようにシャルロッテにメルヘンを聞かせていると、どこか寂しい、物憂げな表情をしていることに気が付きます―― 「ねえ、本当にそのあと幸せに暮らすことが出来たのかしら?」――
グリム童話を書いたヤコブとヴィルヘルム、その妹のシャルロッテ。二人の兄とは違ったシャルロッテの目線から描かれる新解釈のグリム童話のページが今開かれます。
公開 | 2024年 |
製作国 | イギリス |
シーズン・エピソード | 1時間42分 |
監督・脚本 | 監督:フィリップ・マーティン 脚本:ピーター・モファット、ジェフ・ブッセティル |
出演 | ジリアン・アンダーソン、ビリー・パイパー、ルーファス・シーウェル、キーリー・ホーズ、ロモーラ・ガライ |
『グリム組曲』を見た人の評価と感想
映画やドラマの批評サイトFilmarksでは、現在3.4点。
国内・海外ともにレビューサイトでは批判的な意見が目立ちました。
一方、SNSでは良い評価がほとんどでした。
グリム童話をもとにした作品ということを考えると微妙に感じるかもしれませんが、全く別物の物語として捉えればまた評価が変わるのかもしれませんね。
3.4
- 軽い気持ちで見始めたらぶっ刺さったわ、このテイストの作品好きすぎる
- 世にも奇妙な物語、ブラックミラー感がある
- ちょっとみてみよーと思ったらラストまで止められなかった ゾワ〜っとする〜
- めちゃくちゃグロいけど、CLAMPの絵柄と声優さんが豪華すぎて大満足 個人的に平和なブレーメンの音楽隊が好きかな!ロバがカッコよすぎる
- 最高に面白かった~最近こういうのなかったからめちゃくちゃテンション上がった
- シンデレラの清子が可愛すぎて束縛されたい
- グリム組曲、キャラデザCLAMPと知って全て納得した。1話完結で、さくっと見れるのが良い。あと、違う視点でみれるから面白い。私はネトフリのラブ、デス&ロボット系好きなのでそれ系好きな人オススメですわコレ…
- グリム童話に着想って?全くの別物感。基本、話の内容は退屈で、グロでしかない残酷シーンなどはただただ不快であり、グリム童話の奥深い残酷さとは程遠いものでした。
- 世にも奇妙な物語っぽくて好き
- どの話も面白い舞台設定で楽しめました。やっぱり1話のシンデレラが好きかなー。5話のブレーメンは続きの話があったら観たい、とか。是非、他のお話も観たいので続きを作って欲しいシリーズです。
海外の評価
海外の映画批評サイト「IMDb」の評価は10点中6.5点。
アニメレビューサイト「MyAnimeList」では10点中7.07点。
- シンデレラについては、こんなの見たことないし、どんな期待にも応えてくれた。『赤ずきん』と『ヘンゼルとグレーテル』も予想以上に良かった。『ヘンゼルとグレーテル』を見ているうちに、『約束のネバーランド』を少し思い出した。
- 私が思っていたのは、もっとグリム童話の原作に近いものだったのですが、時々あまり意味をなさないような奇妙なバージョンになってしまいました。このシリーズのアイデアはいいと思うけど、ストーリーの展開が僕には物足りない。
- このアニメを第1話以降も続けられた人の気が知れない。アイデアはいい。ただ、出来が非常に悪い。
- 批判もあるが、複雑なストーリーのアニメと同じように、シンプルなアニメも時には面白く魅力的な作品になりうると思う。普段からアニメを見ている私にとって、新鮮で楽しい作品だった。
- 新しく創造的な解釈は大好きだが、これはとても奇妙な分野だ。原作があまり使われていないので、新しい解釈と呼ぶのも難しいと思う。