2024年5月23日から配信がスタートした、ネトフリオリジナルアニメ『餓狼伝 : The Way of the Lone Wolf』。
夢枕獏原作の小説をベースにした完全新作の作品です。
この記事では日本・海外の評価や感想をまとめています。
#夢枕獏 の小説をベースに、主人公・丹波文七のライバル、藤巻十三を主人公に据えた新作格闘アニメ。
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) April 22, 2024
Netflixシリーズ『#餓狼伝: The Way of the Lone Wolf』
5月23日より独占配信決定!
声優キャストを公開🥊
◆主人公・藤巻十三:#竹内良太
◆丹波文七:#稲田徹
◆姫川勉:#武内駿輔… pic.twitter.com/hm4NXsDaro
『餓狼伝 : The Way of the Lone Wolf』の作品情報
やむなき事情により、地下格闘技大会に参加することになった逃亡中の指名手配犯、藤巻十三。死と隣り合わせの危険な試合で、さまざまな武術の達人と激しい戦いを繰り広げる。
公開 | 2024年 |
製作国 | 日本 |
シーズン・エピソード | 1シーズン・8エピソード |
監督・脚本 | 監督:碇谷敦 原作:夢枕獏 |
出演 | 竹内良太、稲田徹、武内駿輔、西凜太朗、玄田哲章 |
プロの格闘家の動きをアニメに採用
今作ではアクションシーンに迫力と臨場感をもたらすため、実際の格闘家の動きを撮影しアニメに描き起こす手法を採用。
そのアクションシーンには、武尊、晃貴、ロベルト・サトシ・ソウザ 、ムリーロ・タケシ・ソウザ 、鶴屋怜、内田タケル 、鍵山士門、相澤史といったそうそうたるメンバーが参加しており、アクションシーンも要注目の作品です。
その分「バキ」や「ケンガンアシュラ」のような派手な技は少ないので、そういうアクションを求めるとやや物足りない印象を受けるかもしれません。
打ち、投げ、極める。気鋭の格闘家 #鶴屋怜、#内田タケル の動きがアニメに!#餓狼伝 pic.twitter.com/e95092EZJQ
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) May 24, 2024
柔術界のサラブレッドファミリー #ロベルト・サトシ・ソウザ、#ムリーロ・タケシ・ソウザ の技がアニメに! #餓狼伝 pic.twitter.com/ceLmcQpKH1
— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) May 24, 2024
『餓狼伝 : The Way of the Lone Wolf』を見た人の評価と感想
映画やドラマの批評サイトFilmarksでは、現在3.5点。
原作の主人公は丹波文七ですが、今作では丹波のライバルのひとりである藤巻十三が主役。
餓狼伝といえば「バキ」の板垣恵介によるマンガ版が有名ですが、今回のアニメではまた違う雰囲気で面白かったです。
3.5
- 丹波が主人公の餓狼伝しか知らないから藤牧が主人公なのは新鮮
ただ後半のストーリーは一緒なのかって感じで残念 オリジナルにして欲しかった - 格闘シーンが少し地味(というかソフトな表現)だったが、藤巻十三を主人公にしたのは新鮮で面白かった。これからも夢枕獏先生の作品をもっと映像化してほしい。
- 格闘マニアよりの表現ですね 派手さはないものの細かい所にこだわりを感じる
- 小説の印象はもっとダークで、もっと怖さというか、狂気のようなものを感じたのですが…
なんだろう…眼かなぁ?目がアニメアニメで、画風が雑で狂気を感じないのかなぁ…今風だから仕方ないか - 技極め演出が寂しすぎる キャラは板垣恵介版のほうが圧倒的に好き
- バキ好きな人なら大好物な作品!これ普通に面白いよ。
- 格闘描写もしっかり描かれていて魅入ってしまう。駆け足だったから堤とな長田があっという間に…次はもっと濃い感じで続きを観たい!
- そもそもなぜ藤巻十三を主人公にして再構成したのかという疑問もありますが、30分8話構成としては良かったです。
海外の評価
海外の映画・ドラマの批評サイト「IMDb」の評価は10点中6.4点。
おなじく批評サイトの「MyAnimeList」では10点中6.46点。
レビューを見る限り「バキ」「ケンガンアシュラ」「終末のワルキューレ」などの格闘アニメと比べている人が多く、地味、動きが遅いという感想が多かったです。
- 私はこのアニメを一気見して楽しんだ。『バキ』や『ケンガンアシュラ』の流れを汲む、もうひとつの格闘技トーナメントアニメである。
8話という短いエピソードで、魅力的な戦いが見られるはずのエピソードを省略し、あちこちに飛ぶことを余儀なくされた。いい番組だし、もっと見たいけど、確かにテンポは悪かった。 - ストーリー展開とキャラクターは、非常に奇妙で、何の盛り上がりもキャラクター作りもない。『バキ』や『ケンガンアシュラ』、さらには『終末のワルキューレ』に匹敵するような大前提を持ちながら、同じジャンルに分類することすらできないほど的外れな出来だ。
- 『ケンガンアシュラ』や『刃牙』が好きな人なら誰でも、アニメで格闘技や白兵戦が好きな人なら誰でも、このシリーズを試してみるべきだと思う。
- 寝落ちするような格闘技アニメが欲しかったら、これだ。グラップラー刃牙』とは正反対だ。
- もしこれが私の子供時代に放映されていたら、100%見ていただろう。クラシックな格闘技映画が好きな人、初期のUFC/プライドで育った人にはうってつけだ。
- これを見るなら代わりに『バキ』を観ればいい、そっちの方が面白い。こっちはただのコピーだ。「オオカミを抑える」ときのアニメーションは陳腐だが好きだ。エンディングはまったく納得できない。非常に腹立たしい。
- スタントの俳優がファイトの振り付けをしている映像を撮影し、それをトレースしてフレームに落とし込むと同時に、同じ映像からカメラの動きも再現したのだろうか。本当に感心したよ。
- 全8話を見たが、『餓狼伝』は純粋な武侠映画としか言いようがない!好き嫌いが分かれるシリーズだが、私は大好きだ!アクションはより地に足の着いたものだが、バキやケンガンに慣れ親しんだ後では、よりによってアニメでリアルな格闘技が表現されたことに感心せずにはいられない。