2022年の6月4日からNetflixで配信され、配信直後からの3週はランキング上位にも入っていた『グリーンランド 地球最後の2日間』をなんとなく見てみました。
結果、良い意味でオーソドックスな内容 + 展開の速さがマッチした良作!
災害系映画として、目新しいインパクトは無いけれど、時間を忘れて楽しめる映画でした!
以下、詳細の感想と個人的な評価を書いていきます。
(ネタバレ注意です)
グリーンランド 最後の2日間 個人的評価・感想
まず個人的な星評価なのですが、星4つ!★★★★☆ (5点満点中)
「絶対に見たほうがいい!!」と、までは行きませんが、
「おもしろかったよ!」と、おススメできるレベル帯。
映画館で見れていたら星5つ。と言っていたかもしれません。
テンポの良い展開が好き
楽しめた点の一つ目の要素は「テンポの良さ」
内容としては、本当によくありがちな地球崩壊系の映画であるのは間違いないのですが、そのジャンルの中でも質が高く、飽きる事なく時間を忘れて楽しめる映画でした。
始まり〜彗星が落ちてくるまでは若干、B級映画的な退屈さがあるのですが、彗星が落ちてからは物語が加速して、ハラハラドキドキの連続で目が離せません。
「時間を忘れて楽しめる」という点は、個人的にこの映画の評価の中で大きな部分で、次々と勃発する出来事のテンポの良さ(速さ)が素晴らしく、ダラダラとしたシーンが少ないため、終わりまで飽きる事なく見る事ができました。
これは完全に個人的な感覚なのですが、他の映画で例えるとするならば、リュック・ベッソンの名作『96時間』の展開の良さがシックリ来るかもしれません。
ストーリーについて(微妙な部分も)
ストーリーとしては、1家族に焦点を合わせた、『家族の絆系の地球崩壊系映画』という説明で間違いないと思います。
家族に起こる出来事に焦点が合わされているので、地球崩壊にまつわる混乱や天災に関する派手さは抑えめ。
そこが個人的にはツボにハマる所でもあるのですが、規模感的に「超大作パニック映画を期待」していたらガッカリするかもしれません。
ただ、B級映画では無いのでCGはすごく綺麗で迫力があり、違和感はありませんでした。(質が良い)
ストーリは前述した通り『家族の絆』がメインに展開されます。
そして、基本的にそれは『親目線』で展開していくため、子供がいる人は共感から泣いてしまうシーンがチラホラあるのではないでしょうか。
「家族系映画を見ると高確率でウルッときてしまう。。」と言う人は、泣いてしまうシーンが1〜2個あるくらいあると思います。(私は2シーン泣いた)
ただ、その逆で、子供がいない世代の人達が見ると、感情移入も共感もできずに、面白さが感じられないかもしれません。
私が、10代〜20代の時に今作を視聴しても「この映画、面白くない」って言うかも。。??と書きながら思っています。。。
ネタバレ強めのあらすじ
登場人物やあらすじをまとめます。(ネタバレ強めです。)
主な登場人物について
夫婦(40~50代?)・息子(7歳)の3人家族 がメイン。(以下、父・母・息子と略)
- 夫婦は旦那の浮気により別居状態になっていたようで、物語開始時は「別居状態が解消した直後」と思われる。
- 息子は「糖尿病(重度?)」でインスリンを定期的に投与(注射)しなければならない。
- 父の職業は、多分ある程度能力のある「建築技師」
- 裕福に見える家庭で、近所との付き合いも良好そう。
ストーリーの流れ
ネタバレ注意
ストーリーの展開としては、よくある話。
ただ、前述した通り、まとまりと展開の速さのバランスがとても良いため、ハラハラドキドキしながら見る事ができました。
- 地球に、地球を崩壊させる威力のある彗星が接近。
- 彗星接近間近のある日、父の携帯電話に「緊急大統領アラート」が届く。
- アラートの内容は家族3人がシェルターに入れる選抜者に選ばれたと言うもの
- 近隣住民に後ろ指刺されつつも、3人で指定された飛行場に向かう。
- 息子が糖尿病である事が発覚し、飛行場で搭乗を拒否される。
- 飛行場でのすれ違いで、父と、母・息子がはぐれてしまう。
- 母と息子も色々あってはぐれてしまう。
- 〜〜〜本当に色々と事件がある〜〜〜
- 家族再会、合流。
- 別の方法でシェルターに向かう作戦を立て実行。
- シェルターにたどり着く。
- END