今回は、数あるNetflixで見れる作品の中から、2024年のNetflixオリジナルアカデミー賞ノミネート作品をまとめてみました。
どの作品もテーマが深くて見ごたえは十分。多種多様な作品がノミネートされています。
マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)
ブラッドリークーパー監督兼主演
スコセッシとスピルバーグも関わってる作品
作品情報
公開 | 2023年12月08日 |
時間 | 129分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
レナード・バーンスタインとフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインの生涯の関係を振り返る、非凡で大胆不敵な愛の物語。人生と芸術へのラブレターである本作は、家族と愛について叙情的に描く。 Netflix映画『マエストロ:その音楽と愛と』12月20日(水)より独占配信
評価
3.7(filmarks)
一言感想
やはり才能がある人の人生って大変だなぁと思った、フェリシアが病気が分かった頃に関係が修復に向かってたのが皮肉。劇中のウェストサイドの曲が上手くハマっててゾゾっとした。
天才の人生といった感じ。レナード・バーンスタインが妻のフェリシアに出会ってから別れるまでを描く愛の物語。
前半はテンポが良くて場面の繋ぎ方が上手いので見応えがある。
ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)
60歳で始める夢への再挑戦が熱くなる
作品情報
公開 | 2023年10月20日 |
時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
“水泳界のエベレスト”と呼ばれるフロリダ海峡を、サメよけのケージを使わずに史上初めて横断するという快挙を、64歳にして成し遂げたマラソンスイマー、ダイアナ・ナイアド。本作は、キューバからフロリダに至る約 180キロにも及ぶ危険な外洋を、53時間かけて泳ぎきった彼女の半生を描く。 Netflix映画『ナイアド ~その決意は海を越える~』11月3日(金)より独占配信
評価
3.9(filmarks)
一言感想
すごく元気をもらった。強く逞しく美しい。
ただのスポ根ものだと思いこんでいたのでとても驚き。
ナイアドも支えたメンバーもすごい。
60代になっても挑み続けたスイマーのものがたり。
約180キロのフロリダ海峡を、1人ではなくチームで挑む。かなり胸熱。
雪山の絆(2023年製作の映画)
実際の飛行機墜落事故を元にした作品。
えげつないリアルな描写に残酷な現実を突きつけられる。
作品情報
公開 | 2023年12月22日 |
時間 | 144分 |
製作国 | ウルグアイ スペイン チリ |
あらすじ
1972年、ウルグアイ空軍機がアンデス山脈の奥深く、人里離れた山地に墜落。過酷なサバイバルに直面した生存者たちは、互いを鼓舞し合い、極限の試練を生き延びた。J・A・バヨナ監督作。 Netflix 映画『雪山の絆』一部劇場にて 12 月 22 日(金)より公開/2024 年 1 月 4 日(木)より Netflix にて世界独占配信中
評価
3.9(filmarks)
一言感想
怖すぎる。オスカーノミネート期待の実話サバイバル映画。
雪山に飛行機が不時着。限界状態での隔離生活は、”生”の定義すら忘れさせる。対処しようもなく一瞬で命の危機に陥るシーンの迫力はあまりに恐ろしかった
こういう映画を見ると今自分が生きていることに感謝する。
本当の意味では極限状態にならないとわからないだろうけど…
ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)
30分間、小説を読んでるかのように感じさせてくれる映画。
映像作りも素晴らしい。
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 40分 |
製作国 | イギリス アメリカ |
あらすじ
ギャンブルでイカサマをするために、ある特殊能力を身につけようとする金持ちの男をウェス・アンダーソンが描く。原作はロアルド・ダールの人気小説。 Netflix映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』9月27日(水)より世界独占配信
評価
3.7(filmarks)
一言感想
ウェスアンダーソンのセットと世界観がたまらなく魅力的です、子供の時大好きだったロアルドダールの小説を活字で読んだような気分になれる。
面白かったかと聞かれると何て応えたらいいかわからないけど、40分間目が離せなかった不思議な映画。
ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)
暴力に頼らずに信念を貫き、アメリカ史上最大の公民権運動を起こしながら、自身の名誉のためには動かなかった偉大な黒人運動家の実話。
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
人種差別撤廃を求めたワシントン大行進を主導した活動家バイヤード・ラスティンを描くヒューマンドラマ。偏見にひるむことなく戦った彼の姿を描く。 Netflix映画「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」11月17日独占配信
評価
3.6(filmarks)
一言感想
史実を学べる作品。
アカデミーが好きそうですねー。
キング牧師だけでない、黒人差別問題に取り組んだ功労者の1人。
全然知らなかった、、、
面白かったな〜〜!!!
みんなでキング牧師のスピーチをテレビで観るシーンが1番好き〜!!!
彼方に(2023年製作の映画)
18分という時間でなんとも言えない喪失感を表現した短編映画
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 101分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
凄惨な事件で家族を失った後、ライドシェアサービスのドライバーとして失意の日々を送る男は、ある乗客を乗せたことをきっかけに、自らの悲しみと向き合うことを余儀なくされる。
評価
3.5(filmarks)
一言感想
通り魔に家族を殺された男のその後の日々。
他の家族を見るたびに色々と感じずにはいられない。ひとりでいれば一生1人でその思いをどこかに背負っていくのだろう。。
18分とは思えない。彼の人生がここにある。
このような痛みを抱えて生きていく人が、世界から1人でも少なくなりますように。
ニモーナ(2023年製作の映画)
マイノリティ、多様性と深いテーマを題材にしながらもコミカルで、
家族で楽しみながらも自然と生き方を学べる作品
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
濡れ衣を着せられてしまった騎士と、唯一彼の無実を証明する手助けができる、変幻自在の能力を持った少女ニモーナ。しかしニモーナは、もしかしたら騎士が殺すと誓ったモンスターなのかもしれない…。 Netflix映画「ニモーナ」6月30日 (金) より独占配信
評価
4.0(filmarks)
一言感想
良い映画を観た
自分と違うものを無条件に恐れて、嫌ったり排斥したりするのはよくないよ!だったり本当に正しいことは何か?自分で考えることが大切だよ!といテーマの作品
ニモーナかわいい!シンプルに観やすい。ひと昔前のゲームグラフィックみたい。中世騎士道と近未来街の融合違和感も面白い。
ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)
ジョン・バティステのドキュメンタリー。
彼がグラマーをとるまでの奥さんとの関係性を描いた作品。
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ |
あらすじ
2022 年、音楽家のジョン・バティステは音楽キャリアの絶頂期にあり、同時にオリジナルの交響曲の作曲という最も野心的な挑戦にも着手しています。この急激な増加のさなか、バティステの妻であるベストセラー作家スレイカ・ジャウアドは、長年休眠状態にあったがんが再発したことを知る。AMERICAN SYMPHONY は、2 人のアーティストと愛と創造性の癒しの力の親密なポートレートです。
評価
3.9(filmarks)
一言感想
色々な困難があっても創作を続けていくエネルギーが凄いし、ジョン・バティステの物事の捉え方や考え方が素敵だった。
全然知らない人だったけど、
観て良かった~~~
もっといろいろな曲を聴きたくなった
伯爵(2023年製作の映画)
独裁者をいじりまくりなぶっ飛んだチリ発のダークコメディ作品
作品情報
公開 | 2023年 |
時間 | 110分 |
製作国 | チリ |
あらすじ
チリの近代史に着想を得た異世界を舞台に描く、ダークなホラーコメディ映画。
本作の主人公は、独裁政権の象徴アウグスト・ピノチェト。彼は、寒々しい大陸南端にある廃墟のような邸宅で、250年ものあいだ吸血鬼としてひっそり暮らす。
ピノッシュは生き血を飲むのをやめ、永遠の命という特権を手放す決意を固めるが、ある人物との思いがけない関係を通じて、情熱を持って人生を生き続けるという、新たな希望を見出す。
評価
3.6(filmarks)
一言感想
これ程モノクロ映像が合ってる映画も珍しい。
グロさが軽減されつつ飛び回るシーンが美しくて、なんだか芸術性を帯びていて。設定もぶっ飛んでるが、展開はさらにぶっ飛び。
ティム・バートンの『ダーク・シャドウ』的な吸血鬼を持つ家族のゴタゴタ劇に、実在の人物にフィクションを加えた設定が楽しい作品。