2024年2月22日から配信されている、Netflixオリジナルドラマ『アバター:伝説の少年アン』(原題:Avatar : The Last Airbender)。
アメリカで放送されていた人気アニメシリーズを実写化したドラマシリーズとなっています。
「アバター」と聞くと、ジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」を連想してしまいますが、全く関連のない別の物語です。
この記事では日本・海外の評価や感想をまとめています。
◆配信開始
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) February 22, 2024
Netflixシリーズ『アバター: 伝説の少年アン』(アメリカ)
水、土、火、気。はるか昔、4つの国は平和に共存していた。ある出来事がすべてを変えてしまうまでは…。
4つの力をマスターするアバターとなる宿命を背負った少年アンは、世界を救うため立ち上がる。… pic.twitter.com/QaqC83Vigs
『アバター:伝説の少年アン』の作品情報
思い出せ、自分が何者かを。
水、土、火、気。はるか昔、4つの国は4つの技を自在に操るアバターの存在によって調和が保たれ平和に共存していた。しかしある日、火の国が他の国々に侵攻し気の民を一掃したことで、世界の秩序は崩壊してしまう…。
『アバター: 伝説の少年アン』は、戦争で荒廃した世界で最後の気の民アンが繰り広げる物語。新しい仲間サカやカタラと波乱に満ちた冒険を共にする中で、アバターとしての自分の役割に目覚めていく。
公開 | 2024年 |
製作国 | アメリカ |
シーズン・エピソード | 1シーズン・8エピソード |
監督・脚本 | 製作総指揮:アルバート・キム、ジャバー・ライサニ、マイケル・ゴイ、ダン・リン、リンゼイ・リベラトーレ 監督:ジャバー・ライサニ、マイケル・ゴイ、ロザンヌ・リャン、ジェット・ウィルキンソン 脚本:アルバート・キム |
出演 | ゴードン・コーミエ、キア・ウェンティオ、イアン・オウズリー、ダラス・リュー、ポール・サンヤン・リー |
原作となったアニメ版もNetflixで配信中
今作は2005~2008年にアメリカで放送された同名のアニメを実写化したもの。
全3シーズン・61話からなるシリーズで、アジアをモチーフにした世界を舞台にした非常に人気のある作品です。
下記PVは英語版ですが、日本語吹替にも対応しています。
また、2010年には「エアベンダー」というタイトルで映画化されており、こちらもNetflixで配信中。
こちらはジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」との兼ね合いで、タイトルを変更せざるを得なかったそうです。
『アバター:伝説の少年アン』を見た人の評価と感想
映画やドラマの批評サイトFilmarksでは、現在4.0点。
なかなか良い評価となっているようなので、シーズン2も期待できるかも。
4.0
- めちゃ面白いし、ストーリーも世界観も素晴らしい!シーズン2が早く見たい!
- 期待してなかったけどいいじゃん!!原作のアニメは知らんけど壮大に異世界創り上げてる感じ素晴らしい
ストーリーも飽きずに楽しめてキャラも個性的で良い 不器用なズーコがなんか気になってしまう…しかしアンの頭はダサすぎる笑
続編楽しみ - それぞれの王国の映像が絵本に出てくる世界みたいで好きだった 早くシーズン2も観たい
- 意外や意外…普通に面白いし、クオリティもなかなかだと思う。ドラマってゆーより映画って感じのクオリティ。アバターの今後が気になる!
- まだ途中だけど、エアベンダーはサクサクしすぎたけどこれはグダグダし過ぎかなぁ。
- ネトフリで当時小さい時によく見てたニコロデオンのアバター伝説の少年アンがやってるから見よう、あの作品はアニメでもめちゃくちゃ面白かった。
- 映画のエアベンダー見て続きずっと見たかったんよね アニメ絵が苦手で途中で断念してたからなぁ やっぱ面白くて好き
- 酷評された2010年のシャマラン監督映画も映像だけは凄かったけど、それと同等レベルの映像。今まで見たドラマで一番映像が凄くて、映画レベル。というか、並みの映画より遥かに凄い。
- キャラ、風景、建物、装備など異世界の描写はすごく良いです。主人公が宿命に抗い成長していく様も見所でしょう。ストーリーは単純で、戦闘に関してはツッコミどころもまあまあありますが、アクション冒険ファンタジー好きなら楽しめると思います。
海外の評価
海外の映画批評サイト「IMDb」の評価は10点中7.5点。
同じく海外批評サイトの「Rotten Tomatoes」では批評家からのスコアは59%、ユーザーからのスコアは76%となっています。
原作のアニメがアメリカで人気ということもあり、配信後数日ですでにIMDbのレビュー数は500を超えていました。
寄せられているレビューからも原作に対する熱量が感じられ、その分アニメと比べる厳しい意見も多かったです。
その分やや点数は控えめですが、全体的には良作といえる評価になっていると思います。
- オリジナルのアニメシリーズは何度も見ていて、いつも楽しんでいるので、実写シリーズが発表されたときには明らかに疑問があった。しかし、最初のエピソードを見始めると、そんな疑念は吹き飛んでしまった。
脚本は全般的に原作に忠実だが、実写への移行を補完するための調整も行っている。正直なところ、100%再現していたらうまくいかないと思う。全体的に見れば素晴らしい出来だと思う。 - 完璧ではなかったが、前回の実写化よりは遥かにいい。アニメーションが常に頂点に君臨するのは誰もが予想していた通りだが、これは楽しく見ることができた。ストーリーに小さな矛盾があったり、筋書きが急ぎすぎたりしたのはさておき、これは楽しい番組だった。
- まず第一に、彼らは視覚効果で最高の仕事をした。アニメのキャラクターが好きなのはそのためだ。おふざけがなく、みんな真面目すぎるのが気になる。
- アニメのシリーズを1シーンずつ実写化するのが現実的でないことは理解している。しかし、原作の本質に不可欠だった主人公の重要な要素を削除することは、ストーリーテリングを弱体化させる。数々の不必要な変更が、オリジナルシリーズを魅力的なものにしていた衝撃的な瞬間や意外な事実、キャラクターの成長を損なっている。
- アバターのアニメシリーズは本当に大好きで、何度も観たよ。このドラマ版のストーリーは、観たことのない人にはすべてが理解できないほど大幅に変更されている。台詞と脚本は、ところどころでとても歯がゆい。特にキタラとソッカの台詞。脚本全体の設定を決めずに、不必要にアニメシリーズの台詞に合わせようとしている。
- オリジナルシリーズのスピリットは完全に失われている。原作のいくつかの重要な要素を一緒にして、脚色してしまった。非常にがっかりしている。
- みんな、ボロクソに言うのが “クール “だから悪く言っているだけだ。ただ観て、自分の意見を言うだけでいい。シーズン2、3までに役者が年をとるから、それに合わせてストーリーを書かなければならない。これは実写で、俳優は年をとる。まったく同じものを見たいなら、アニメ版を見ればいい。そのためにあるんだから。
- ストーリーは少し大人びたトーンだが、だからといって面白くないわけではなく、これは正しい判断だった。1つか2つのエピソードは急ぎ足に見えるが、全体としては8/10の出来だ。描写はほとんどいい。
- リメイクしようとして大失敗している。頼むからやめてくれ。キャラクターは私たちが知っていて愛しているものとは似ても似つかないし、シーンを変えたり、必要だと思うものを挿入したりしている!今見たものを洗い流すために、オリジナルを見直す時が来た。
- このドラマは、誰もが期待するほどうまくやってのけた。主要なテーマはすべて伝えられているし、登場人物の手抜きもない。この手の番組はたいてい若い俳優が欠点だが、キャストはいい仕事をしている。20点満点だ。シーズン2は必ず見るつもりだ。
- このシリーズに関しては生まれ変わったし、Netflixがちゃんとリサーチしてくれたので、とても気に入っている。
唯一の問題は、脚本がとても弱く陳腐だということだ。視聴者が気づくとは思っていなかったのだろう。今はネットの時代だから、視聴者がうるさいのは当たり前なんだけどね。シーズン2があるなら、もっといい脚本家を雇ってほしい。 - 映像は見事で、エフェクトは期待以上に印象的だった。残念ながら、台詞はほとんど想像をかき立てない。とはいえ、ストーリーを伝え、オリジナル番組のエッセンスとスピリットを引き出すという点では、非常に良い仕事をしていると評価している。見ていて懐かしくて涙が出てきた。トフに会うのが待ちきれないから!
- たくさんのアクション、素晴らしいストーリー、素晴らしい音楽、素晴らしいキャラクター、楽しさと感動を同時に味わえる。色彩とディテールに富んだ世界観、素晴らしいクリーチャーたち。本当に素晴らしい。この作品が大好きで、シリーズ化されることを嬉しく思う。この不朽の名作を作ってくれたネットフリックスとチームに感謝します。