Netflixドラマ「THE DAYS」にシーズン2はある?監督や脚本家などの制作陣についても

Netflixで2023年に配信が開始されたオリジナルドラマ「THE DAYS」が大きな話題になっています。

「THE DAYS」は、2011年に起きた福島第一原発事故の事実を元に製作されたNetflix限定配信のオリジナルドラマです。

日本のドキュメンタリータッチの作品としては珍しくかなり評価の高い作品になっています。

ネタバレ注意です。 見終わっていない方はまず見てみましょう!

目次

THE DAYSのシーズン2はある?

シーズン2はあるのか?という事について、公式には発表されているわけではありませんが、発表されるまでもなく、ほぼ確実に無いでしょう。

既に作品を見終わった人には既に答えは出ている事でしょうが。。

今回は事実を元にした作品である上、作品の終わり方としても話の途中で自戒を匂わせている形で、途中で終わっているわけでもありません。 シーズン1の続きがある。という事はほぼ100%無いと思われます。

可能性として期待できるものがあるとするならば、「アナザーストーリー、番外編」的な形はあり得るかもしれません。

が、今回の作品自体が、かなり完成されたものになっている(賛否はあるかもしれませんが)ため、それもかなり低い可能性だと思われます。

もし、もう少し「THE DAYS」で描かれたものについて深く知りたいのであれば原作を一読してみるのをオススメします。 原作は下記記事にまとめています。

THE DAYSの制作陣について

西浦正記監督

西浦 正記監督は、主にフジテレビ系列の手がけている監督です。

有名な作品としては「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」のカントとして、「THEDAYS」の企画脚本プロデューサーの増本淳さんと一緒に手がけています。

その他、話題となったドラマでは下記の作品たちも監督として演出をてがけているようです。

  • ムコ殿
  • ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜
  • 電車男(2005年)
  • はだしのゲン(2007年)
  • ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜
  • 華麗なる一族(2021年)

THE DAYSに対する西浦正記監督のコメント

映像化には苦労しました。3.11のニュース映像は世界中が目にしている。現実の映像が持つ迫力にどれだけ迫れるかは大きな挑戦でした。とは言え、空撮を多用したハリウッドのディザスター映画のようにはしたくなかった。地を這う者の目線にこだわり、被災した人々の恐怖を少しでも自分のものとして感じてもらえるようにしました。また、役所さんをはじめ、普通の人として演出することも挑戦でした。

引用:Netflix

中田秀夫監督

中田秀夫監督は、日本人なら誰もが知っているであろうホラードラマ「リング」を手掛けた監督です。

『リング』の監督である事と、ホラー映画が話題になる事が多い事から、ホラー専門の監督と思われる事も多いようですが、自身は「本当に撮りたいものはホラーではない」と公言しているとの事です。

リング以外に手がけた有名作品は下記の通り。

  • 仄暗い水の底から(2002年、東宝)
  • インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年、ワーナー・ブラザース映画)
  • スマホを落としただけなのに(2018年、東宝)
  • 嘘喰い(2022年、ワーナー・ブラザース映画)
  • 禁じられた遊び(2023年、東映)

THE DAYSに対する中田秀夫監督のコメント

目に見えない放射線への不安や恐怖感をどう描くか。それが演出上、最重要な点でした。吉田所長以下、現場の方々が知恵と体力を振り絞り、その恐怖に立ち向かって行く。それでも容赦無く放射線量は増大していく。彼らが経験した極限状態の緊迫感を身近に感じてもらうため、我々も事前に実際の建屋内に入り、セットに反映しました。尋常ではない不安や恐怖を抱えつつ「これは仕事だ」と職務を続けた彼らの内面に肉迫したいと常に考えていました。

引用:Netflix

企画・脚本 増本淳プロデューサー

「THE DAYS」の企画・脚本などを手掛けたのは増本淳さん。

増本淳さんは元フジテレビジョン社員で、2019年にフジテレビを退職し、以後はフリーランスのプロデューサー、脚本家として活動しているようです。

手がけた有名作品は下記の通りです。

  • 白い巨塔(2003年〜2004年・アソシエイトプロデューサー)
  • 千の風になって「はだしのゲン」(2007年)
  • コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
  • リッチマン、プアウーマン(2012年)

THE DAYSに対する増本淳さんのコメント

勇気ある者たちが日本の危機に立ち向かったという美談、英雄譚にはしたくありませんでした。原案のタイトルにもあるとおり、4機の原子炉が同時に暴走するという、まさに死の淵に立たざるを得なかった人々が味わった恐怖と不条理をできうる限り事実に忠実に伝えることをテーマとしました。そして、十年以上が経過した今もなお終わりの見えないこの事故の存在を世界の人々に忘れずにいてもらいたいという願いから制作に至りました。

引用:Netflix

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